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zoom RSS 「2月19日・雨水」の2014年にちなみ、再UP。 ピアノ演奏 nao :朗読 鮫島宗哉 

<<   作成日時 : 2014/02/20 11:01   >>

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6年前になりますが
2008年に福岡西新の、ヤマハのスタジオ・ウエストポイントで、
ライブで開催したコンサートからの音源です。

「2月19日・雨水」の2014年にちなみ、再UPします。
ピアノと、詩を交互に入れてみましたが、重ねるとBGMでの詩の語りにもなります。


屋久島に晩年住んだ山尾三省の詩。

(2008年6月22日 福岡西新パレス ウエストポイントにてライブ録音)

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オリジナルCD
「森と水のハーモニー」

作曲・ピアノ演奏   Nao
朗読     鮫島宗哉
詩 山尾三省”水が流れている―屋久島のいのちの森から”より。

naoさんのオープニングです。




山尾三省 「雨水」




”雨水”

雨水(うすい) と呼べば
それはなんとやさしい 喜ばしい節気の呼び名であろうか
濡れた椎の木が 銀色に光り
そよとも揺るがず
その太い幹に 静かに水が流れている

森は 寒さの中にまだ青黒く沈んでいるが
天から 雨水として与えられる
その慈(めぐ)みを受けて
ひとすじ ふたすじのゆるみが 黒く大地を潤す

ゆるむことのない 世紀末
枯れたまま 季節さえもが直進する時間の中で
雨水 と呼べば
わたくしには それはカミの名にほかならない

二月十九日 雨水の入り
ヒメシャラの まだ芽吹きも見られぬ 裸の枝に
小さな雨の粒が
千もの銀色の芽吹きとなって 光っている

神と名づけられる以前の カミは
きっとそのような
銀色の雨の粒で あったのだろう

風が吹かないのが 不思議
雨水の雨は 風さえ止める

銀色 銀色
その雨の粒こそ わたくしの眼に見えるカミ

二月十九日 雨水の入り
長かった冬のカミガミが去って
森ごとすべて
天のどこかには すでに春の青空も見えているようだ





















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