明けましておめでとうございます。2010年の最初は、山尾三省の詩の朗読とピアノ。

あけましておめでとうございます。


新年、
福岡の我が家から
志賀島と能古島の浮かぶ青い海を眺めながら
未来への決意を促される正月です。

福岡の住人となって16年目、
あっという間の年月に、
時の大切さを
改めてかみ締めてる時間でもあります。

1971年,
住みなれた東京を後に
札幌から
社会人のスタート。

以来、40年がたっています。
釧路、東京、芦屋、横浜
そして福岡へと
自分でも想像しなかった
各地での生活は、
思いがけない我が人生でもありました。


2003年、
会社を早期退職してからフリーランスとなり
コーチング、
ファシリテーション、
アナウンス
そしてコンサルティングで、
講演、個人セッション、研修講座と
東京・九州・広島で機会を頂き、
”心に届くコミュニケーション”をキーワードに
日々活動しています。

昨年は2月から
東京で講座を月一回自主開催、
13回のセミナーを実施しました。
11月は
20年ぶりに再会した同僚だった友の参加があり
嬉しい時間でした。
年賀状だけの付き合いがずっと続いていただけでしたのに!

8月からは
福岡でも、天神の重要文化財の建築物である
赤煉瓦文化館の一室で
ミニセミナーを開催。
これも6回を数えました。

企業や行政での
研修や、講演の機会は
新しい人々との出会いとなり
一期一会のやる気と励ましを頂いています。

この1年、
明るく元気に健康に!
そして、「我が会社」のためにも、
世界経済の回復を願い、
人々が仲良く安心できる
平和な世界をと願って、活動します。

本年もどうぞよろしくお願いします。


さて
2010年最初の音源からの紹介は、
屋久島に晩年住んだ山尾三省の詩。

私の友人の
フィールドピアニストNaoさんの
自作のピアノ演奏と
私の朗読のコラボのミニコンサート
”森と水のハーモニー”
から、ご案内します。

naoさんが、40分あまりのステージを
CDにして作成したものから抜粋で。
(2008年6月22日 福岡西新パレス ウエストポイントにて実況録音)


オリジナルCD
「森と水のハーモニー」

作曲・ピアノ演奏   Nao
朗読     鮫島宗哉
詩 山尾三省”水が流れている―屋久島のいのちの森から”より。

”雨水”

雨水(うすい) と呼べば
それはなんとやさしい 喜ばしい節気の呼び名であろうか
濡れた椎の木が 銀色に光り
そよとも揺るがず
その太い幹に 静かに水が流れている

森は 寒さの中にまだ青黒く沈んでいるが
天から 雨水として与えられる
その慈(めぐ)みを受けて
ひとすじ ふたすじのゆるみが 黒く大地を潤す

ゆるむことのない 世紀末
枯れたまま 季節さえもが直進する時間の中で
雨水 と呼べば
わたくしには それはカミの名にほかならない

二月十九日 雨水の入り
ヒメシャラの まだ芽吹きも見られぬ 裸の枝に
小さな雨の粒が
千もの銀色の芽吹きとなって 光っている

神と名づけられる以前の カミは
きっとそのような
銀色の雨の粒で あったのだろう

風が吹かないのが 不思議
雨水の雨は 風さえ止める

銀色 銀色
その雨の粒こそ わたくしの眼に見えるカミ

二月十九日 雨水の入り
長かった冬のカミガミが去って
森ごとすべて
天のどこかには すでに春の青空も見えているようだ







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  • 森と水のハーモニー

    Excerpt: 2008年の6月に福岡で行われた、ピアノと朗読のコンサート『森と水のハーモニー』で、屋久島に晩年を過ごした詩人、「山尾三省」氏の詩を福岡のピアニストnaoさんとの共演で、鮫島宗哉さんが朗読をされました.. Weblog: ~館一の回顧録~ racked: 2010-01-13 03:18